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ANA井上慎一社長の新年の挨拶「世界をつなぐ心の翼へ 」

 ANAの井上慎一社長は、新年の挨拶を行っています。以下同社長の挨拶となります。

 皆さま、あけましておめでとうございます。2026年も、ANAをどうぞよろしくお願いいたします。

 今年3月、ANAは国際線就航40周年という大きな節目を迎えます。1986年3月3日、悲願の定期便を成田からグアムへ飛ばした日は、希望に胸を膨らませ、世界への扉をひらく新たな出発の日でした。

 当時のANAは世界では知る人も少なく、就航後も国際線は長く赤字が続き、平坦ではない道のりでしたが、「世界の翼たらん」という思いを胸に、全社員でスクラムを組んでチャレンジを重ねてまいりました。そして今や、国際線はANAを支える大黒柱となりました。私自身も、1998年の東京ーサンフランシスコ線の開設に責任者として関わりました。現地で「どこの国の航空会社だ?」と、訪問した先々で尋ねられた悔しさを、「アメリカの皆さまから信頼され、選ばれる翼にしていこう」という原動力に変えてきました。

 あれから27年経った昨年10月。そのサンフランシスコの地で、120年の歴史を持つアメリカの日米文化交流団体より「日米の架け橋」としての貢献を表彰していただく機会に恵まれました。壇上で万感胸に迫る中、何よりも私たちを支え続けてくださった皆さまへの感謝の気持ちがあふれてやみませんでした。改めまして40年間、ANAの国際線を育て、応援してくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。これからも、「変わらないために変わり続ける」ANAをどうぞよろしくお願いいたします。

 さて2026年は、ミラノ・コルティナ冬季五輪や北米3か国で開催されるFIFAワールドカップなど、世界中が心躍らせるイベントが目白押しです。私たちの青い翼で皆さまをご案内できる日が待ち遠しく、ワクワクしています。

 これからもANAは、空を越え、国境を越え、世界の人々と日本をつないでまいります。リアルな人々のつながりや交流の活性化こそが、社会課題の解決や新しい価値創造の源泉だと思います。そのために安全運航の堅持と、心を込めた高品質なサービスをより一層磨き上げ、皆さまの「心の翼」となることを目指してまいります。

 正月の青く澄み切った空のように、皆さまの新しい一年が平和で希望に満ちた日々となりますよう、お祈り申し上げます。今年も皆さまのご搭乗を社員一同心よりお待ちしております。Photo : ANA

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