中東情勢の緊迫化に伴う空域閉鎖が続く中、アラブ首長国連邦の民間航空総局(GCAA)は2026年3月2日、エミレーツ航空とエティハド航空に対し、限定的な特別便の運航を許可したことがわかりました。
これにより、全面的な運休状態が続いていたドバイ国際空港およびアブダビ国際空港において、一部の便がまもなく運航を再開する見通しとなりました。
エミレーツ航空は、当初3月3日午後3時まで全便の運休を継続するとしていますが、当局の認可を受けて現在、一部路線の再開に向けた最終的な調整に入っています。この特別便の枠組みは、空域閉鎖の影響で空港に足止めされている数千人の乗客を救済することが目的とみられ、状況が整い次第、ムンバイ、デリー、ベンガルールといった主要なインド路線などから順次、運航するものとみられます。
一方で、アブダビを拠点とするエティハド航空は、一足早く2日の午後から限定的な旅客便の離陸を再開しています。最初の便としてロンドン・ヒースロー行きのエティハド航空のA380型機の離陸が確認されており、滞留者の帰国を支援するための役割を担っている模様です。
ただこれらの動きはあくまで特別な許可枠での運用であり、通常のスケジュールに基づいた全面的な再開には至っていません。エミレーツ航空は乗客に対し、現時点でも依然として多くの便が欠航状態にあるとしており、航空会社から予約確定の直接連絡がない限りは、混乱を避けるため空港へ向かわないよう呼びかけています。Photo : Emirates




