ボーイングの777Xの型式証明プロセスが、極めて重要な局面を迎えました。米連邦航空局(FAA)は、全5段階で構成される認証プロセスのうち、実地試験の核心部となる「フェーズ4」への移行を承認しました。
今回承認されたのは、フェーズ4の中でも初期段階にあたるフェーズ4Aです。777Xは2024年7月に型式検査承認(TIA)を取得し、当局のパイロットによる試験飛行を継続してきましたが、今回の移行により、機体システムの安全性と法規制への適合性を最終的に証明する試験項目が本格的に開始されます。
ボーイングのブライアン・ウエストCFOは、直近の投資家向けカンファレンスにおいて、「フェーズ4への移行はプログラムの大きなリスク低減を意味する」と強調しており、長らく遅延が続いていた開発スケジュールの中で、設計の成熟度が当局に認められた形となります。
現在、ボーイングは2026年後半の型式証明取得、および2027年初頭の初号機デリバリーを目標に掲げています。今後、フェーズ4Aおよびそれに続く4Bにおいて順調にデータが収集されれば、多くの業界関係者が待ち望んできた新型機がいよいよ世界の空へと羽ばたくことになります。Photo : Boeing
エミレーツ航空が開発を要望しボーイングが検討している777-10は777-9を5m延長しエコノミークラスを50席増加が可能も課題が存在




