既報の通りITAエアウェイズは、2026年4月1日にスターアライアンスに加盟することがわかっていましたが、本日正式発表に至りました。
ITAエアウェイズは、世界最大の航空連合であるスターアライアンスの26番目の加盟航空会社として正式に迎え入れられました。2026年4月1日より同アライアンスのグローバルネットワークに完全に統合され、ルフトハンザグループ傘下としての新たな戦略的フェーズへと移行します。この加盟により、スカイチーム脱退から続いた移行期間に終止符が打たれることになります。

同社の加盟により、スターアライアンスのネットワークにはローマ・フィウミチーノおよびミラノ・リナーテを拠点とする1日約360便が追加されます。これにより、南欧および地中海エリアにおけるカバレッジが飛躍的に向上し、旅行客やビジネス層へのサービス提供がより強固なものとなります。また、利用客はスルーチェックインの利用や、世界最大規模の空港ラウンジへのアクセス、手荷物追跡など、シームレスで利便性の高い恩恵を受けることが可能となります。
利用者への直接的な影響として最も注目されるのが、ロイヤリティプログラムの移行です。ITAエアウェイズはこれまでの自社プログラムである「Volare(ボラーレ)」を終了し、ルフトハンザグループの中核プログラムである「Miles & More(マイルズ&モア)」を新たに採用しました。これにより、搭乗者はスターアライアンスのネットワーク全体でマイルの獲得や利用ができるようになるほか、マイレージの上級会員資格も加盟航空会社間で相互承認されるようになり、頻繁に空の旅を利用する層にとっての魅力が大きく高まっています。
ルフトハンザグループによる資本参加を経て実現した今回のスターアライアンス加盟は、単なる業務提携にとどまらず、販売網や路線の最適化を含む広範な商業的統合を意味します。ITAエアウェイズは、充実したグローバルネットワークの支援を受け、イタリアと世界を結ぶ重要なゲートウェイとしての役割を今後さらに強化していくことが期待されています。Photo : Lufthansa




