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サンフランシスコ空港の名物の同時着陸が恒久的に禁止へ

 サンフランシスコ国際空港の象徴とも言える、あの迫力ある光景がついに見納めとなりました。

 これまで多くの航空ファンや旅行者を魅了してきた、2機の航空機が並行する滑走路に並んで降り立つ同時着陸(サイド・バイ・サイド・ランディング)が、アメリカ連邦航空局(FAA)の決定により2026年3月31日より恒久的に禁止されたことがわかりました。

 現在、同空港では滑走路の再舗装工事が行われており、それによる発着制限も重なっていますが、この工事が完了しても同時着陸の運用は再開しません。これは安全基準の厳格化によるもので、同空港の滑走路28Lと28Rの間隔は約750フィート(約228メートル)しかなく、FAAは最新の安全評価に基づき、視界が良い日であってもパイロットの目視に頼った同時進入はリスクが高すぎると判断し、今後は、2機が横に並ぶのではなく、前後で一定の距離を保つスタッガード方式の進入が採用されます。

 なお1時間あたりの着陸受け入れ数が大幅に減るため、今後は天候に関わらず同空港の発着便の遅延が増加することが懸念されています。Photo : @jonthespotter

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