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ターキッシュエアラインズが経営体制を刷新 新CEOはコールセンターのアルバイトでキャリアをスタート

 ターキッシュエアラインズは2026年4月13日、新たな経営体制を発表しました。同社は企業目標の達成と、世界の航空業界におけるリーディングカンパニーとしての地位をさらに盤石にするため、取締役会長および最高経営責任者(CEO)の重要ポストに新たなリーダーを任命しました。


左:ムラット・シェケル教授、右:アフメット・オルムシュトゥルCEO

 新たに取締役会長兼執行委員長に就任したのは、これまで最高財務責任者(CFO)として同社の財務戦略を長年支えてきたムラット・シェケル教授です。

 シェケル教授は、ミネソタ大学で経済学博士号を取得後、世界銀行のエコノミストとして国際貿易や新興国の成長に関する研究に携わった経歴を持ちます。2016年にターキッシュ エアラインズのCFOに就任して以降は、財務、会計、投資家向け広報(IR)などを統括。2025年からは国際航空運送協会(IATA)の財務諮問委員会の議長を務めるなど、国際的な航空金融の要としても知られています。学術分野でも、2025年12月に教授職を拝命するなど、実務と理論の両面に精通したリーダーシップが期待されています。

 一方、最高経営責任者(CEO)には、前最高商務責任者(CCO)のアフメット・オルムシュトゥル(Ahmet Olmuştur)氏が昇格しました。

 オルムシュトゥル氏の経歴は、2000年に同社のコールセンターでアルバイトとして始まったという、まさに叩き上げの象徴です。その後、収益管理(レベニューマネジメント)や路線計画の専門家としてキャリアを積み、2014年からは最高マーケティング・販売責任者として、同社のグローバルなネットワーク拡大とブランド力の向上を牽引してきました。顧客との直接的な接点から経営の中枢までを経験したその歩みは、同社における成功の模範とされています。

 今回の体制変更により、ターキッシュ エアラインズは強力な財務基盤と、戦略的な販売・マーケティング能力を融合させた新たなステージに移行します。世界最多の国々に就航する同社は、新体制のもとで「人的資源の強化」「持続可能な成長ビジョン」「旅客中心のサービスアプローチ」を軸に、世界の航空市場における競争力をさらに高めていく方針です。Photo : Turkish Airlines

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