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日本に就航を計画しているビオンド、燃料高騰で夏季期間は運休へ

 モルディブのレジャーエアラインのビオンド(Beond)は、今夏のフライトスケジュールを全面的に取りやめ、10月まで全便の運航を一時休止することを発表しました。

 同社は、全席ビジネスクラスのプレミアムレジャーエアラインとして2023年に運航を開始し、モルディブの首都マレを拠点に、現在はエアバスA319型機とA321型機の2機体制でヨーロッパや中東を結ぶ路線を展開しています。将来的な事業拡大のビジョンとしてアジア路線への進出を掲げており、日本についても成田空港と関西空港に乗り入れを計画していることで、注目を集める新興エアラインです。

 しかし、現在の世界的な情勢による急激な航空燃料費の高騰が経営に大きな打撃を与えているとみられます。特に同社のヨーロッパ路線はドバイでの給油を伴う経由便として運航されているため、中東地域におけるホルムズ海峡の封鎖やイラン情勢の悪化に伴う空域閉鎖などの影響を強く受けており、これが今回の夏期運休決定の主要な背景にあるとみられています。

 ビオンドは、現時点で10月からの運航再開を目指しています。日本路線の開設を含めた今後の成長計画に期待が寄せられる一方で、保有規模が小さくニッチなビジネスモデルであるため、このような厳しい市場環境や高い燃料コストのなかで、予定通りに運航が再開されるかどうかについて今後の動向が注目されます。Photo : Beond

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