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FDA、5月発券分の国内線燃油サーチャージを上限の最大3,000円に設定

 フジドリームエアラインズ(FDA)は2026年4月21日、2026年5月1日から5月31日までに発券される航空券に適用する燃油特別付加運賃を発表しました。原油価格の高騰と歴史的な円安の進行により、利用客の負担増を強く印象づける価格設定となっています。

 FDAの発表によると、運賃算出の基準となる2026年3月のシンガポールケロシン市況価格の平均は1バレル当たり191.2米ドル、為替レートは1米ドル当たり158.6円まで上昇しました。これは、同社が定めている既存の適用条件表の設定額を大きく上回る異常な水準です。政府が実施している「中東情勢を踏まえた緊急的激変緩和措置」に基づく航空機燃料への補助効果を考慮しても、なお同設定額を上回る厳しい状況であると同社は説明しています。

 本来であればさらなる大幅な値上げとなる事態ですが、FDAは燃油特別付加運賃が急激に増大した場合、利用者の負担が大きくなり混乱を招く恐れもあることから、今回の適用額は既存の適用条件表の「上限」に留めるという苦渋の決断を下しました。 5月発券分に適用される具体的な燃油特別付加運賃は、路線ごとに設定された3つのグループに分けられており、いずれも非常に高い水準となっています。

 名古屋/小牧と山形、新潟、出雲、高知などを結ぶ路線が含まれる「Aグループ」では、1区間につき2,800円が加算されます。また、名古屋/小牧と青森、花巻、福岡、熊本などを結ぶ路線を中心とした「Bグループ」では2,900円となります。さらに、長距離となる名古屋/小牧と札幌/丘珠を結ぶ路線や、静岡発着の札幌/新千歳・丘珠、福岡などを結ぶ路線などの「Cグループ」に至っては、大台の3,000円が適用されることになります。

 なお、この燃油特別付加運賃は、大人・小児・座席を使用する幼児ともに同額となります。座席を使用しない幼児は対象外となります。また、各種割引運賃を利用して航空券を購入する場合にも、この燃油特別付加運賃が等しく適用されるため、5月以降に旅行や移動を計画する利用者にとっては航空運賃の負担が重くのしかかることになりそうです。Photo : FDA

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