中国南方航空が、同社および傘下の厦門航空向けに、「A320neo」ファミリーを合計137機購入する計画であることが、2026年4月29日付の証券取引所への提出書類から明らかになりました。急増する旅行需要を取り込み、機材の拡充と近代化を加速させるための戦略的な投資となります。
提出書類に記載された計画の内訳は、中国南方航空向けが102機、同社が株式の過半数を保有する厦門航空向けが35機となっています。カタログ価格に基づく契約総額は約214億ドル(中国南方航空分が約158億ドル、厦門航空分が約56億ドル)に上ると試算されますが、実際の購入価格にはエアバスからの大幅な割引が適用される見込みです。
計画通りに進めば、機体の受領は今後数年間かけて段階的に行われる予定です。中国南方航空向けの102機は2028年から2032年にかけて、厦門航空向けの35機は2029年から2032年にかけて順次納入される計画となっています。従来機と比較して15〜20%の燃費向上を実現するA320neoファミリーの導入により、両社は運航コストの削減と環境負荷の低減を同時に図る狙いがあります。
中国南方航空は今回の購入計画について、グレーターベイエリアの発展や「一帯一路」構想の推進といった機会を捉え、提供座席数を増やしつつ機材構成を最適化することが目的であるとしています。Photo : Airbus




