成田空港 航空ニュース

成田空港、新滑走路等の新設に必要な用地を2026年3月31日時点で89.7%確保 B滑走路先行供用は2029年度内

 成田空港は、新滑走路等の新設に必要な用地を2026年3月31日時点で89.7%確保していることがわかりました。

 成田空港は、第2の開港プロジェクトとしてB滑走路の延伸、およびC滑走路の新設を決定して既に工事に着手し、必要用地は1,099haとなっています。


Photo : NAA

 内訳は、成田空港用地が241ha、公用地が115ha、民有地が743haとなりますが、現在成田空港は民有地の用地交渉を行っており、民有地の契約面積は2026年3月31日時点で630haとなり、全体の確保率は89.7%となっています。

 民有地においては、2026年2月20日時点の616haからわずかに増えた形で、この進捗状況は決して順調と言える状況ではなく、以前の計画では2025年度中に必要用地を全て確保するとしていたことから、目標達成は実現できなかったことになります。

 成田空港は今後の方針として、B滑走路延伸部の用地確保率は99.5%まで進展し、2025年度末に必要な用地を確保していることから、B滑走路延伸部の先行供用を予定しています。これにより、B滑走路を離陸する機材の重量制限が解消されるため、長距離便・貨物便の就航環境が改善されます。これに向け平行誘導路の整備などの追加工事を予定し、2029年度内の供用を目指す考えです。

 またC滑走路においては、用地確保率は88.7%となっています。国や千葉県をはじめ関係自治体の一丸となり、用地確保の加速化に最大限取り組んできたものの、必要な用地確保に至っていないことから、任意の用地取得に向けた努力は継続しつつ、最終的に用地取得を確実にするためには土地収用制度の活用も必要と考えているとしています。Photo : NAA

成田空港が計画するワンターミナルの整備の進め方 最終的に大型機換算で固定100スポットを含む190スポットを想定

本格工事を開始する成田空港のC滑走路の供用後の運用方法をおさらい スライド運用で離発着時間が拡大

ワンターミナル化を予定する成田空港の整備ステップの追加情報