シンガポール航空は2026年5月4日、次世代の高速機内Wi-Fiを提供するため、スペースX社が展開する「Starlink(スターリンク)」を導入すると発表しました。対象となる機材は、A350-900型機(長距離仕様および超長距離仕様)とA380型機です。新通信サービスの導入は2027年第1四半期より順次開始され、2029年末までに対象全機への搭載が完了する見込みとなっています。
Starlinkは地球低軌道にある1万基以上の衛星ネットワークを活用しており、航空機向けアンテナ1基あたり最大1Gbpsの通信速度を実現します。このシステムの導入により乗客は離陸から着陸までの間、途切れることなくインターネットを利用できるようになります。動画のストリーミング再生、SNSへのコンテンツ投稿、オンラインゲームのプレイ、大容量ファイルの送受信などがこれまで以上にスムーズになり、すべての客室クラスにおいて画期的なデジタル体験が提供されます。
通信環境が大幅に向上後も、シンガポール航空が現在提供している無制限の無料Wi-Fiサービスは引き続き維持されます。スイート、ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客やPPSクラブ会員はもちろんのこと、事前に会員情報を登録したクリスフライヤー会員であれば、プレミアムエコノミーやエコノミークラスの乗客であっても、Starlink搭載機内でこれまで通り追加料金なしで無制限の高速インターネットアクセスを利用することが可能です。
シンガポール航空のカスタマー・エクスペリエンス担当シニア・バイス・プレジデントであるヨー・ピー・テック氏は、「今日、高速でシームレスな通信環境は旅行体験に不可欠です。Starlinkの導入により、業界をリードする当社の機内Wi-Fiを次のレベルへと引き上げます」とコメントしています。Photo : Singapore Airlines




