中国国際航空傘下の中国国際貨運航空は、A350Fを4機追加発注することがわかりました。これは2026年4月30日付で深セン証券取引所に提出された公告により明らかになっています。
今回の契約は、同社が2025年11月に締結した当初契約に含まれていた4機分のオプションを行使し、確定発注へと切り替えたものです。これにより、同社におけるA350Fの確定発注数は合計10機へと拡大しました。
さらに、今回の追加発注の合意には新たに6機分のオプション権が含まれています。この新規オプションの行使期限は2027年末までに設定されており、今後すべての権利が行使された場合、A350Fを最大16機導入する大規模な機材更新計画となる可能性があります。
納入スケジュールについては、今回追加発注された4機は2032年から2033年にかけて順次デリバリーされる予定です。なお、当初発注分の6機は2029年から2031年にかけて受領する計画となっています。
中国国際貨運航空は2025年に、中国本土の航空会社として初めてA350Fを発注しました。同社は現在運用している747-400Fなどの経年化した旧型大型貨物機を、高い燃費効率と最新の環境性能を誇るA350Fへと置き換える計画を進めています。今回の追加発注により、同社は運航コストの削減と輸送能力の最適化を進め、国際貨物市場における競争力を一段と高めていく狙いがあると言えます。Photo : Airbus




