トランプ大統領は14日、FOXニュースのインタビューに対し、中国がボーイングの旅客機200機を新たに発注することで合意したと明らかにしました。米中間の通商改善に向けた象徴的な前進と見なされる一方で、発注規模が市場の事前予想を大幅に下回ったことから、同日の米株式市場でボーイングの株価は4%を超える下落を記録しています。
今回の合意に先立ち、米メディアの間では、中国による大規模な一括発注への期待が高まっていました。具体的には、「737 MAX」を中心に約500機、さらに「787」「777X」などのワイドボディ機を含めた合計600機規模のメガオーダーになるのではないかとの予測が支配的でした。
しかし、トランプ大統領が言及したのは「200機」にとどまり、強気なシナリオの半分以下という結果に終わりました。現時点で、この200機にどの機種が含まれているのか、具体的な内訳は公表されていません。トランプ大統領は詳細に触れておらず、ボーイングおよびホワイトハウスからも公式な声明は出されていない状況です。
中国によるボーイング機の大規模受注は、2017年のトランプ政権(第1期)下での合意以来、実に9年ぶりとなります。今後、ホワイトハウスやボーイングから発表されるであろう詳細な機種構成や、オプション権などの有無が注目ポイントとなりそうです。Photo : Boeing




