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トランプ大統領、中国によるボーイング機「最大750機」の購入可能性を明らかに

 トランプ大統領は2026年5月15日、中国の習近平国家主席との首脳会談を終えた帰路、大統領専用機(エアフォースワン)内で、航空業界を揺るがす驚くべき数字を明らかにしました。

 大統領の説明によれば、今回の訪中を通じて中国側はまずボーイング機200機を購入することで合意し、さらに今後の状況次第でその規模が最大750機まで拡大する可能性があるといいます。大統領はこの取引について「米国にとって、そしてボーイングにとって歴史的な瞬間だ」と強調し、これらの機体にはすべてGEエアロスペース社製のエンジンが搭載され、米国内に膨大な雇用を創出することを強くアピールしました。

 今回の訪中には、ボーイングのケリー・オルトバーグCEOやGEエアロスペースのラリー・カルプCEOなど、米国の製造業を牽引するトップも同行していました。2017年以来、米中貿易摩擦の影響で事実上、中国市場から締め出されていたボーイングにとって、この発表はライバルのエアバスに奪われたシェアを奪還するための極めて重要な転換点となります。

 ただ現時点ではあくまでトランプ大統領による口頭の言及にとどまっており、ボーイング社や中国政府からの正式なプレスリリースは発行されていないことには注意が必要と考えられます。過去の事例からも、大統領が提示する「750機」という数字の中に、どれほどの確定発注と購入権(オプション)が含まれているのか、その精査が必要です。

 また習近平国家主席が今秋訪米する予定となったことから、今後の大型契約はこれに合わせて発表される可能性も指摘されています。Photo : Boeing

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