中部国際空港(セントレア) 航空ニュース

旅客数過去最高と「中部の貨物は中部から」の実現へ セントレア2026〜2028年度中期経営戦略

 中部国際空港が、2026〜2028年度の「セントレアグループ中期経営戦略」を発表しました。本戦略では「次の成長に向けた持続的な空港経営の再構築」を掲げ、最終年度である2028年度には旅客数1,300万人、連結売上高690億円、連結当期純利益15億円の達成を目指します。

 現在の航空業界は、世界的な航空需要の拡大や訪日客の増加が進む一方、設備老朽化や金利変化に伴う事業コストの増加、生産年齢人口の減少による労働力確保の困難化といった複合的な課題に直面しています。このような事業環境を踏まえ、将来を見据えた戦略的投資と空港経営の変革を推進し、持続的な成長の実現を目指す方針です。

 重点戦略テーマの一つとして「地域とともに回す成長の好循環」が設定されました。広域連携による需要喚起活動を飛躍的に拡大させ、開港以来最高となる旅客数の達成を目標としています。さらに、「中部の貨物は中部から」を推進し、地域関係者と協業して貨物集約拠点としての機能強化も図ります。

 また、「“いい空港”を持続するための経営基盤の確立」に向けて、継続的なコスト上昇リスクを踏まえた収支構造の改革と業務プロセスの改善に取り組みます。インフラ面では、代替滑走路の完成による完全24時間化の実現や、空港施設の適切な維持とさらなる機能強化を進める計画です。加えて、「より人を大切にする空港運営」も重要な柱に位置付けられています。世界的な高い評価を維持し、お客様の期待を超える体験や快適性を提供するだけでなく、働く人一人ひとりがやりがいと誇りを持ち、長く働き続けられる職場の実現にも注力します。

 セントレアグループは、世界中のお客様に感動と笑顔をお届けし、地域と社会とともに成長する「いい空港」を追求し続けるとしています。

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