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エミレーツ航空、一度に28機のワイドボディ機を整備できる施設の建設を開始 建設は中国企業が受注

 エミレーツ航空は、ドバイ・サウス(アール・マクトゥーム国際空港)において、総投資額51億ドル規模となる最新鋭のエンジニアリング・コンプレックスの建設を開始しました。この施設は、世界で最も近代的かつ高度な整備・修理・オーバーホール(MRO)施設となる予定であり、世界の航空業界における同社およびドバイのリーダーシップをさらに強固なものにする戦略的拠点となります。

 新たに誕生する施設は、総面積110万平方メートルという広大な敷地を誇り、一度に28機のワイドボディ機を整備できる大型格納庫となります。さらに、世界最大となる幅285メートルのフリースパン・ハンガーや、専用のランディング・ギア(着陸装置)ワークショップなどを備え、その規模と設備は世界最大級です。また、すべての施設において環境性能評価システム「LEED」のプラチナ認証取得を目指すなど、持続可能性にも配慮されています。

 このインフラ構築には、国際的な協力体制が敷かれています。起工式には、エミレーツ航空のシェイク・アハメッド会長ら首脳陣に加え、本プロジェクトの建設を請け負う中国鉄建(CRCC)のダイ・ホーゲン董事長も出席しました。湾岸協力会議(GCC)諸国で最大となる巨大な鉄骨構造物の建設には、中国が持つ高度な建設・インフラ技術が活かされており、両国の実務的なパートナーシップが同プロジェクトの確実な遂行を裏付ける形となっています。

 施設の完成は2030年代半ばを予定しています。稼働初期には、主に重整備を必要とする航空機や、既存のドバイ国際空港にあるエミレーツ・エンジニアリング・センターの収容能力を超えるプロジェクトから対応を開始し、将来的な航空ネットワークの拡大と機材更新を支える中核施設となる見込みです。Photo : Emirates

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