エミレーツ航空は、これまで世界最大の座席数を誇っていた615席仕様のA380型機について、初となる客室改修作業を完了したと発表しました。これにより、同機は新たにプレミアムエコノミーを備えた3クラス仕様へと生まれ変わります。
今回改修が完了した初号機(機体記号:A6-EUX)は、これまでビジネスクラス58席、エコノミークラス557席という超高密度な「2クラス615席仕様」として運航されていました。今回の改修では、アッパーデッキ(2階席)にプレミアムエコノミーが新たに導入され、ビジネスクラス76席、プレミアムエコノミー56席、エコノミークラス437席の合計569席による「3クラス仕様」へと変更されています。



民間航空機として世界最多となる615席の超高密度レイアウトは、航空業界においてひとつの象徴的な存在でしたが、今回の改修プログラムにより順次姿を消すことになります。エミレーツ航空は、現在保有する全15機の2クラス仕様A380について、すべてこの新しい3クラス仕様へと改修する計画を明らかにしており、同社がプレミアムエコノミーの需要拡大にいかに注力しているかが伺えます。
なお、新仕様となった改修初号機は、すでにドバイ発バーミンガム行きの路線に投入され、運航を開始しています。今後も順次改修が進められ、より多くの路線で最新のプレミアムエコノミークラスが提供される見通しです。Photo : Emirates




