中央アジアのニュースメディア「The Times Of Central Asia」は、カザフスタン政府が今後12ヶ月以内に、東京およびニューヨークを結ぶ直行便を新たに就航させる計画を発表したと報じました。同メディアによると、この計画はヌルラン・サウランバエフ運輸相が政府会議の場で明らかにしたものであり、オルジャス・ベクテノフ首相に対する報告の中で具体的なスケジュールが示されています。
東京への直行便は2026年の第4四半期に運航が開始される予定です。また、ニューヨークへの直行便については、2027年の第2四半期の就航が見込まれています。現在、カザフスタンからは34の国際線が運航されていますが、2026年末までにはアルマトイと東京を結ぶ路線など、さらに11の国際線が新規開設または運航再開される計画であると伝えられています。
一方で、日本との航空路線拡大においては解決すべき課題も浮き彫りになっています。これまでの情報をまとめると、エアアスタナが2026年3月に予定していた東京/成田〜アルマトイ線の直行便就航は、現在延期措置がとられています。エアアスタナのピーター・フォスター前CEOによると、延期の理由は機材や技術的な問題ではなく、カザフスタン国民に対する日本のビザ発給体制の複雑さにあると指摘されています。ビザ取得に多大な時間と手間がかかる現状では観光客の需要が見込めないと判断され、成田線向けに改修された機材(A321LR)は、現在ビザ免除措置がある上海路線へと振り向けられています。
それでもエアアスタナ側は日本大使館や関係当局との協議を継続しているとされており、新任のイブラヒム・ジャンリエルCEO体制のもとで、この課題をいかに乗り越えるかが今後の大きな焦点となります。Photo : Air Astana



