日本航空(JAL)は2026年6月1日、国際線および国内線の機内食の一部を夏メニューへと一新しました。同日には報道関係者向けの説明会および試食会が開催され、新たに導入されるこだわりのラインナップが初公開されました。

今回の目玉の一つが、東京(羽田・成田)発ホノルル行きのプレミアムエコノミークラスとエコノミークラスで提供される「JAL Hawaiian Table」です。メインの「レモンクリームペンネ ガーリックシュリンプ添え」をはじめ、「さつまいもサラダ(ココナッツミルク風味)」、「サーモンとキヌアのポキ風サラダ」、ブレッド、アイスクリームという、お子さまから大人まで楽しめる本格的なハワイアンローカルメニューが並びます。メニュー開発を担当したJALロイヤルケータリング株式会社の菊川芽生氏も、「本場ハワイのローカルな美味しさを、機内食ならではの洗練されたアレンジで再現することにこだわりました」と、その彩り豊かな味わいを自慢の仕上がりとしてアピールしています。

今回、筆者も会場にてこの「JAL Hawaiian Table」を試食いたしましたが、蓋を開けた瞬間に広がる香ばしいガーリックの豊かな香りと、期待を裏切らない本格的かつ洗練された美味しさに深く感銘を受けました。上空の限られた環境下でこれほどまでにクオリティの高い食事を楽しめることは、まさに飛行機旅における最大の醍醐味であると再確認させられます。乗客の体験価値を追求し、機内食開発に一切の妥協を許さないJALの並々ならぬ情熱が、この一皿から確かに伝わってきました。
国際線のプレミアムな空間においても、さらなる美食の追求が進められています。東京発欧米行き(ハワイ・グアムを除く)のファーストクラスおよびビジネスクラスの2食目には、「世界のベストレストラン50」でアジアのベスト女性シェフなどに輝いた完全紹介制レストラン「été(エテ)」の庄司夏子シェフ監修メニューが登場します。メインディッシュである「夏野菜とチキンコンフィ、スパイス香るトマトクリーム仕立て」は、ズッキーニや茄子などの夏野菜を重ねて日本の伝統文様「青海波(せいがいは)」に見立てており、穏やかな波が幾重にも広がる様子から永続や繁栄への願いが込められた芸術的な一皿です。
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サイドディッシュには、ハーブの香りと爽やかな酸味を効かせた「根セロリのコールスロー」が用意され、ファーストクラスではフライドオニオンを添えたジャスミンライスも提供されます。また、ホノルル発日本行きのビジネスクラスでは引き続き「natuRe waikiki」の小川苗シェフが監修を務め、「トリュフと牛肉の赤ワイン煮込み トリュフのニョッキと人参のロティ」など、日本でも馴染みのある食材にホノルルのエッセンスを加えた逸品を提供します。

一方、国内線ファーストクラスにおいては「日本の魅力を再発見」をテーマに、2か月ごとに地域の特色を生かしたメニューを展開しており、この夏は「島根」と「宮崎」が選ばれました。長距離路線のトレーセットや短距離路線のお弁当として、島根和牛のしぐれ煮(ビール煮風)や奥出雲ポークのロースト、宮崎県の西米良(にしめら)サーモンの彩サラダや桜姫鶏(さくらひめどり)の南蛮仕立てなど、各県の豊かな風土が育んだ厳選食材が惜しみなく振る舞われます。




これらの夏の新メニューは、2026年6月1日より提供が開始されており、国際線は8月末まで、国内線は7月末まで提供される予定となっています。細部にまでこだわり抜かれたJALの新しい機内食の数々は、これからのサマーシーズンに空の旅へ出発する乗客の心をそっと上向かせ、忘れられない特別な体験を演出してくれるに違いありません。Photo : JAL
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