チャイナエアライン(中華航空)は2026年6月2日、新たに導入するボーイング787型機に搭載される、最新のプレミアムエコノミークラスを公開しました。「東洋の美学」というこれまでのテーマを受け継ぎつつ、台湾ならではの風景や文化のモチーフを取り入れ、最新技術と温かみが融合したくつろぎの空間を提案しています。

新型ボーイング787型機には、2-3-2配列で計28席のプレミアムエコノミークラスが設けられます。今回の客室デザインは、夜の九份の幻想的な雰囲気にインスパイアされた「星空の山城(Starlit Mountain City)」がコンセプトです。機内の照明に合わせて色合いが変化するシートカバーや、メタリッククロームと温かみのあるレザーの組み合わせが上質な空間を演出しています。また、プライバシーを確保するシールド付きの可動式ヘッドレストや、レザー製のフットレストが採用され、長距離フライトでも高い快適性を維持できる設計となっています。
機能面およびエンターテインメント設備も業界をリードする水準へと進化しました。座席には15.6インチの4K高画質モニターが完備されており、業界初の試みとして、乗客自身のスマートフォンやタブレットをBluetooth接続してモニターを操作することが可能です。個人のワイヤレスイヤホンを接続して機内コンテンツを楽しむこともでき、よりパーソナライズされた体験を提供します。縁起の良い柿の木目調を採用したテーブルは、スマートフォンなどのスタンドとしても利用でき、ローズゴールドの読書灯とともに機内での食事や読書の時間を優雅に彩ります。
サービス面においても、ビジネスクラスに迫るプレミアムな体験が追求されています。軽量の磁器製食器や2トーンカラーのブランケット、ノイズキャンセリングヘッドホンが用意されるほか、ビジネスクラスと同水準となる無制限の無料Wi-Fiサービス(ブラウジングおよびメッセージング)が提供されます。さらに、ニューヨークのファッションブランド「マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)」や、デンマークのライフスタイルブランド「フラマ(FRAMA)」と提携した新たなアメニティキットも導入されます。
なお787-9型機については、当初2026年3月の初号機受領が予定されていましたが、現在はボーイング側の製造遅延などによりスケジュールの後ろ倒しが発生しています。同機は受領後、東京路線やバンコク路線などに投入し運航を開始する見通しであり、2026年中には計5機体制となる予定です。Photo : China Airlines




