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エミレーツ航空、同社初となるUAE国籍の女性機長2名が誕生

 エミレーツ航空は2026年6月4日、同社初となるアラブ首長国連邦(UAE)国籍の女性機長2名の誕生を発表しました。新たに機長を示す4本線の肩章を手にしたのは、ハナン・モハメド・ジャワド氏とバキータ・アル・ムヘイリ氏です。両名とも自社パイロット養成制度「ナショナル・カデット・パイロット・プログラム(NCPP)」の出身で、今後はボーイング777型機の機長として乗務します。

 エミレーツ航空では、2017年にアラブ人女性初となるA380型機の機長に昇格したエジプト出身のネビン・ダルウィッシュ氏をはじめ、多国籍な女性機長がすでに国際線で活躍しています。そのため今回の発表は、「自国のプログラムで育成された生え抜きのUAE出身女性が初めて最高位に上り詰めた」という点で、同社にとって歴史的なマイルストーンとなります。

 2008年に入社し、累計9,253時間の飛行時間を記録するハナン機長は、「これは終着点ではなく始まりに過ぎない」と語り、さらなる高みを目指す決意を表明しました。14歳でUAE初の女性パイロットの姿を見て抱いた夢を実現させた彼女は、ヨガやピラティスで機長に必要な集中力や冷静さを養っています。一方、2011年に訓練生となったバキータ機長は、これまでの手厚い指導環境に感謝しつつ、「自分が受けた指導や価値観を次世代の若手パイロットたちに引き継ぎたい」と語り、後進育成を通じた航空業界への貢献に意欲を見せました。

 フライト・オペレーション部門を統括するハッサン・アルハマディ機長は、彼女たちの献身とプロ意識を称賛。この快挙は、エントリーレベルから最高クラスのリーダー職までUAE国籍の人材を育成し続けるという、同社の強力なコミットメントの証明であると強調しています。

 今回のUAE国籍女性機長の誕生は、次世代の航空業界を担う女性たちに大きなインスピレーションを与え、今後の更なる活躍を後押しする重要な一歩として注目されています。Photo : Emirates

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