日本航空(JAL)、Beyond AI技術研究組合、CALM株式会社、Ultra FreakOut株式会社の4者は、2026年6月10日、AI技術を活用した高精度なリアルタイム仮想試着システムの実証実験を開始すると発表しました。本取り組みは、空の仕事やJALの歴史を学べる体感型施設「JAL SKY MUSEUM」の展示エリアにて、2026年7月10日から8月31日までの期間限定で実施されます。

これまで同施設に歴史史料として保管・展示され、「見る」対象であった歴代制服などを、AI技術の活用によって仮想的に「着る」体験へと進化させる画期的な試みです。この体験は、Beyond AI技術研究組合のリアルタイム仮想試着技術と、Ultra FreakOutのデジタルサイネージの知見を組み合わせ、CALMが全体のコーディネートを行うことによって実現しました。
システムの最大の特長は、体験者の動きに合わせて、リアルタイムかつ360度の角度で着用イメージが追従・再現される点にあります。腕を上げた際の服のシワやドレープ、裾の広がりといった細部の動きまでも忠実に連動するため、まるで実際にその制服を着用しているかのような高い没入感を味わうことができます。
仮想試着できる制服のラインナップには、人気の高い現在の運航乗務員制服や歴代の客室乗務員制服(5代目および6代目)に加え、本システムでの試着体験が初登場となる整備士の制服も用意されています。さらに、試着時の背景はJAL SKY MUSEUMの館内や滑走路の画像に自由に変更可能であり、さまざまなシチュエーションでの撮影を楽しむことができます。体験中に撮影された写真や動画のデータはスマートフォンへ直接ダウンロードすることが可能で、SNS等へのシェアも手軽に行える仕組みとなっています。
参画する4者は本実証実験を通じて、新しい航空史料の楽しみ方を提案すると同時に、エンターテインメントの枠にとどまらない仮想試着技術の幅広い分野への活用可能性を追求し、デジタルとリアルが融合した新たな価値創造、そしてより豊かな社会の実現へ向けた貢献を目指しています。Photo : JAL




