アメリカン航空が、将来的な国際線機材の更新を見据え、次世代ワイドボディ機の導入に向けた本格的な動きを見せています。同社のロバート・アイソムCEOが、年次株主総会の場において、航空機メーカーに対して提案依頼書(RFP)を提示したことを明らかにしました。現在、新機材の選定に向けてエアバスおよびボーイングの両社と積極的な協議を行っているということです。
今回の機材発注計画は、主に2030年代に予想される既存のボーイング777型機の退役に伴う、機材の近代化を目的としたものです。アメリカン航空は現在、多数のボーイング777-200ERおよび777-300ERを長距離国際線の主力機として運用していますが、将来的なネットワーク維持と運航効率の向上のため、経年化が進むこれらの機材の後継機選定が必要となっています。
次世代機の候補としては、エアバスのA350型機やボーイングの777X、あるいはすでに運用実績のある787ドリームライナーの追加発注などが予想されます。長距離路線の事業戦略を左右する今回のワイドボディ機選定において、どちらのメーカーが大型契約を勝ち取るのか、今後の動向に大きな注目が集まっています。Photo : American Air




