FSC 航空ニュース

ユナイテッド航空、Netflix「Chef’s Table」と提携しポラリス・ビジネスクラスの機内食を大幅刷新

 ユナイテッド航空は、エミー賞を受賞したNetflixの人気ドキュメンタリーシリーズ「Chef’s Table(シェフのテーブル)」と提携し、2026年8月1日より長距離国際線「ユナイテッド・ポラリス」ビジネスクラスにて新たな機内食メニューの提供を開始します。世界的に著名な11名のシェフが監修した30種類の新メニューを通じ、高度1万メートルでのプレミアムな食体験を新たな次元へと引き上げる狙いです。


 今回のコラボレーションでは、北米、南米、ヨーロッパ、アジアの4大陸から、ミシュラン星獲得店やジェームズ・ビアード賞の受賞歴を持つ気鋭のシェフ11名が起用されました。各シェフは自身の活動拠点であり、かつユナイテッド航空の就航都市でもある地域から着想を得て、前菜、サラダ、メインディッシュからなるコースメニューを考案しています。カリフォルニアの旬の食材を活かしたものから、モダンアメリカン、ヨーロッパの伝統技法、さらにはアジアやラテンアメリカの大胆なアレンジを加えたものまで、多彩な食文化のエッセンスが取り入れられています。

 8月から9月にかけて提供される第一弾のメニューは、米国内の7つのハブ空港および、東京、ロンドン、サンパウロの主要ゲートウェイを出発するフライトのランチまたはディナー提供便を対象とします。例えば、ロサンゼルス発の便では、全米にブッラータチーズを広めたことで知られるナンシー・シルバートン氏による「牛肉のブラサート(赤ワイン煮込み)」が提供されます。また、東京発の便ではタシ・ギャムツォ氏による「鱸(すずき)の味噌漬け焼き」、ロンドン発の便ではトモス・パリー氏による「じっくりと焼き上げたラム肉」など、各都市を代表するシェフの個性が光るメインディッシュが揃います。これらのメニューは10月以降に新たな11名のラインナップへと入れ替わり、その後2027年まで季節ごとに刷新されていく予定となっています。

 さらに機内食の刷新に合わせ、8月1日より機内エンターテインメントシステムにて、ユナイテッド航空と「Chef’s Table」によるオリジナルブランドコンテンツの独占配信も開始されます。食材の調達からテストキッチンでのレシピ試作、最終的な調理に至るまでのメニュー開発の舞台裏に密着し、各シェフのルーツがいかにしてポラリスの機内食に反映されたかを深掘りするドキュメンタリーです。また、7月1日からは先行して、シリーズ監督のデヴィッド・ゲルブ氏がホストを務めるビデオポッドキャスト「Chef’s Table: Talks」の厳選エピソードも視聴可能となります。

 対象となる国際線ユナイテッド・ポラリスの乗客は、出発予定日の5日前から24時間前まで、公式サイトまたは公式アプリを通じてこれらの新メニューを事前予約することができます。世界有数の美食都市を結ぶグローバルネットワークの強みを活かした今回の取り組みは、航空業界における長距離路線のサービス競争において、大きな注目を集めることになりそうです。Photo : United Airlines

ユナイテッド航空、2026年冬ダイヤで札幌/新千歳~サンフランシスコ線と東京/成田~シカゴ線を開設

ユナイテッド航空、2026年7月18日に成田発着の737-800型機の運航が終了する見通し

ユナイテッド航空、ボーイング777型機への「Starlink」搭載の改修作業を開始 ワイドボディ機で初