KLMオランダ航空は、間もなく導入される同社初のエアバスA350型機に、オランダの巨匠レンブラントの代表作『夜警』の名称を授けることを発表しました。この命名は、KLMが今後順次導入するA350型機に対する新たなテーマ「オランダの著名な芸術作品」の幕開けとなるものです。
機体はすでにフランスのトゥールーズにてKLM伝統の塗装が施されており、8月末の引き渡しに向けた最終調整が進められています。同機の初めての営業運航は9月を予定しており、記念すべき就航最初の目的地にはカナダのトロントが選ばれました。


新型機であるエアバスA350は、従来の置き換え対象となる機体と比較して静粛性が高く、燃費効率にも優れているのが特徴です。座席は合計331席が用意され、ワールドビジネスクラス34席、プレミアムコンフォート26席、エコノミークラス271席という構成になっています。ただし、航空当局による規制要件の変更により、ワールドビジネスクラスの座席に関する認証作業が完了していないため、最初に導入される2機では当面の間このクラスを利用することができません。
シートメーカーが認証の早期完了に向けて取り組む一方で、足元の広いスペースや専用の機内食を提供するプレミアムコンフォートクラスは導入初日から利用可能となります。KLMは今後数年間で70億ユーロを機材の更新に投資する計画を立てており、A350やA350Fに加えて、欧州路線向けのエアバスA321neoやエンブラエル195-E2、さらには長距離路線向けのボーイング787などの新機材導入を積極的に進めていく構えです。




