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エルアル航空、SpaceXの「Starlink」機内Wi-Fiを導入へ 「Starlink」は41社に拡大

 イスラエルのフラッグキャリアであるエルアル航空は15日、スペースX(SpaceX)が展開する次世代衛星通信サービス「Starlink(スターリンク)」の導入について、同社と正式に契約を結んだことを発表しました。2027年より順次機材への改修を進め、2029年までにすべてのフライトで、高速・低遅延のインターネット接続環境を乗客へ「無料」で提供する計画です。

 改修は2027年から段階的に実施されます。まずは短中距離路線を担うボーイング737型機(32機)から着手し、その後、長距離国際線の主力であるボーイング777型機(6機)およびボーイング787「ドリームライナー」(17機)へと順次拡大、2029年中に全55機への搭載を完了させる予定です。

 今回のエルアル航空の参入により、世界でスターリンクの導入を決定・展開しているエアラインは、大手航空グループ傘下のブランドを含めて世界で41社に達しました。

 航空業界では近年、スターリンク陣営の拡大が急速に進んでいます。北米ではユナイテッド航空やサウスウエスト航空に続き、先月にはアメリカン航空が大型契約を発表しました。欧州でもルフトハンザ・グループやIAG(ブリティッシュエアウェイズなど)、エールフランスなどがグループ一括での導入を決めています。アジアでもZIPAIRや大韓航空、シンガポール航空、MIATモンゴル航空などが名を連ねています。

 機内インターネットはかつて「有料の追加オプション」という位置づけでしたが、スターリンクの登場と主要エアラインによる採用の広がりにより、今や「全クラス無料の標準サービス」へと急速に変貌を遂げつつあります。Photo : EL AL Airlines

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