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カンタス航空、2027年10月にシドニー〜ロンドン直行便を開設へ 「プロジェクト・サンライズ」第1弾路線を発表

 カンタス航空は17日(現地時間)、オーストラリア東海岸からイギリス・ロンドンへの史上初となるノンストップ直行便を2027年10月に運航開始すると発表しました。これにより、長年「カンガルー・ルート」として親しまれてきた豪英間の空の旅から、経由地が排除されることになります。

 カンタス航空がシドニー〜ロンドン線を開設した1947年当時、オリジナルのカンガルー・ルートはダーウィン、シンガポール、カルカッタ、カラチ、カイロ、カステル・ベニト、ローマの計7都市を経由し、英国に到着するまでに4日間を要していました。新しく導入される直行便は、現在の1回経由する便と比較して旅程を最大4時間短縮します。航空券の販売は2027年2月に開始される予定です。なお、この歴史的な直行便の開設後も、既存のパース〜ロンドン線やシドニー〜シンガポール〜ロンドン線は継続して運航されます。

 プロジェクト・サンライズのために特別に製造されたA350-1000ULRは、2万リットルの追加燃料タンクを搭載し、1万6,000キロメートル以上、最大22時間の連続飛行が可能となっています。カンタス航空は計12機を導入する予定で、座席数は4クラス構成の計238席に抑えられ、ゆとりある空間が確保されます。すでに2号機も今月上旬に初飛行を終え、8週間のテストおよび認証プログラムに移行しています。

 カンタスグループのヴァネッサ・ハドソン最高経営責任者(CEO)は、「カンタスは、オーストラリアと世界の距離が障害になってはならないという信念のもとに築かれました。2017年に、それまで不可能だったオーストラリア東海岸とロンドンを直接結ぶと約束しましたが、2027年10月、その約束が現実になります」とコメントしました。

 カンタス航空が委託した最新の調査によると、オーストラリア国内での超長距離直行便への需要は依然として高く、直行便の利用意向は今年2月の58%から70%に上昇し、プレミアムクラスの乗客においては80%に達しています。同社は機材の受領に向け、シドニーに導入されたオーストラリア初のA350シミュレーターや、ブリティッシュエアウェイズ、キャセイパシフィック航空の協力を得て、パイロットの訓練を本格化させています。最終的には360人以上のパイロットと1,200人以上の客室乗務員が、プロジェクト・サンライズ便の運航に向けた訓練を受ける計画です。

 プロジェクト・サンライズは今後、シドニー〜ニューヨーク線の開設も予定しており、詳細な運航時期は来年発表されます。Photo : Qantas

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