関西エアポートは関西国際空港の2026年5月の利用状況を発表しました。利用状況の詳細は以下の通りです。
【発着回数(回)】15,457(-15%)
国際線 12,046(-16%)
国内線 3,411(-11%)
【旅客数(人)】2,540,761(-12%)
国際線 2,044,126 (-12%) うち日本人445,509(+8%) うち外国人1,594,839(-16%)
国内線 496,635(-11%)
【貨物量t】68,141 (+9%)
国際線 67,345(+9%)
国内線 796(+12%)
2026年5月の関西国際空港の全体的な航空旅客数と発着回数は前年を下回る結果となりました。一方で、日本人旅客の回復や特定の東アジア路線の好調など、需要の構造的な変化が浮き彫りになっています。
5月の関西国際空港の総発着回数は前年同月比15%減の1万5457回、総旅客数は同12%減の254万761人でした 。全体の数字を引き下げた主な要因は国際線旅客の減少です。国際線全体の旅客数は204万4126人で前年同月比12%減となり、これで6か月連続で前年実績を下回りました 。特に、これまでインバウンド需要を大きく牽引してきた外国人旅客数は159万4839人(同16%減)にとどまり、こちらも6か月連続のマイナスを記録しています。その一方で、日本人旅客数は44万5509人で前年同月比8%増となり、3か月連続で前年を上回る堅調な回復を見せています。
国際線の方面別動向に目を向けますと、各市場で明確な明暗が分かれています。顕著な落ち込みを見せたのが中国方面です。旅客数は前年同月比40%と前月に引き続き大きく低迷し、方面別の旅客数シェアにおいても前年同月の30%から14%へと大幅に縮小しました。
これとは対照的に、中国以外の東アジア路線は極めて好調に推移しています。韓国方面の旅客数は前年同月比120%と急増し、全体の旅客数シェアで36%を占めトップに立ちました 。また、台湾方面が同109%、香港・マカオ方面が同108%となるなど、いずれも前年を大きく上回る実績を残しています。
一方、国内線については、発着回数が3411回(前年同月比11%減)、旅客数が49万6635人(同11%減)と、国際線と同様にマイナス推移となりました。しかし、航空貨物については旅客部門とは異なる堅調な動きを見せています。総貨物量は前年同月比9%増の6万8141トンを記録しました。その大半を占める国際線貨物も同9%増の6万7345トンとなっており、物流拠点としての関西国際空港の機能は引き続き安定して稼働していることが伺えます。
( )内数値は前年同期比。


