日本航空(JAL)は2026年6月29日、外務省によるパスポート申請費用の引き下げに合わせ、日本人の海外渡航を後押しする「もっと!海外へ」連携キャンペーンを実施すると発表しました。
近年、訪日インバウンド旅客数が過去最高を更新する一方で、日本人の海外渡航者数はコロナ禍前の水準に至っていません。2025年時点での日本人のパスポート保有率は18.4%にとどまっており、若年層の「海外離れ」が課題として囁かれています。外務省が2026年7月1日よりパスポート手数料の引き下げを決定したことを受け、JALグループも日本の航空会社として官民一体となり、2026年夏の海外旅行をサポートする構えです。
本キャンペーンでは、大きく分けて3つの連携施策が展開されます。
1つ目は、特設サイト「もっと!海外へ」の開設です。マイルが当たるキャンペーンや国際線航空券のセール情報、ツアー商品などを紹介し、お客様の海外旅行を多角的に支援します。
2つ目は、JMB会員(日本地区)を対象とした最大15万マイルのプレゼントキャンペーンです。専用サイトからエントリーした方の中から、抽選で総計66名様に最大15万マイル(A賞:15万マイル、B賞:8万マイル)が贈られます。第1弾の応募期間は2026年6月30日から9月30日、第2弾は2026年10月1日から2027年1月5日までとなっています。
3つ目は、グアム線の就航55周年を記念した小児運賃の割引「キッズ55グアム割」の提供です。旅行開始日の年齢が2歳から11歳のお子様を対象に、ビジネスクラスおよびエコノミークラスの運賃額が55%割引されます。販売期間は2026年7月1日から8月31日で、2026年7月1日から12月24日までの搭乗分(旅行開始日を含む)が対象となります。
これらのキャンペーン施策に加え、JALは海外渡航を応援する独自の取り組みも強化しています。スポーツ観戦を目的としたツアー(「JALで行くMLB 観戦ツアー」など)の造成や、各国の政府関係機関とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいます。すでにハワイ日米協会とは連携協定を締結しており、今後はこうした自治体間交流のノウハウを他国や地域へも展開していくことで、さらなるアウトバウンド需要の促進を目指していく方針です。




