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リヤド航空、787-9型機による新規3路線を発表 マラガ、クアラルンプール、ダッカへ就航

 サウジアラビアの新国営航空会社であるリヤド航空は、ボーイング787-9 ドリームライナーを活用し、新たに国際線3路線を開設することを発表しました。先日のロンドン・ヒースロー線の就航に続き、同社のグローバルネットワーク構築が急速なペースで進行しています。

 今回発表された新路線は、スペインのマラガ、マレーシアのクアラルンプール、そしてバングラデシュのダッカの3都市です。早ければ今月中にも運航が開始される予定となっており、サウジアラビアを単なるトランジットの拠点ではなく、最終目的地としての魅力を持つグローバルハブへと変貌させるという同社の野心的な計画を裏付けるものとなっています。

 具体的な就航スケジュールとして、まずは2026年7月14日にスペインのマラガ線が開設される予定です。これによりサウジアラビアと人気リゾート地であるコスタ・デル・ソルが直結し、マドリードやマンチェスターといった先行路線に続いて、同社のハブから西へ向かう長距離路線の初期ネットワークを形成する重要なレジャー路線となります。続いて7月30日には、マレーシアのクアラルンプール線に就航します。ビジネスおよび宗教的な渡航需要を見込んだ東南アジア市場への重要なゲートウェイであり、直行便の開設によってドバイやドーハを経由する競合他社からのシェア奪取を狙う構えです。さらに8月7日にはバングラデシュのダッカ線が就航し、湾岸諸国とバングラデシュ間に存在する強固な労働・レジャー需要に対応して、年間を通じた安定した接続性を提供するとしています。

 リヤド航空は、ロンドン・ヒースロー線での定期旅客便運航開始を皮切りに、当初から掲げていた「迅速なネットワーク構築」という公約を確実に実行に移しています。年内にはグローバルな路線網をさらに拡大し、本格的なフラッグキャリアとしての地位を確立する見通しです。これらの新路線において中核となるのが、ボーイング787-9 ドリームライナーです。同機材の高い汎用性を活かし、国際線および地域路線に投入することで初期のネットワーク展開を支えます。長期的には、エアバスA321neoやA350-1000などの受領が控えており、より柔軟な機材運用と路線スケールアップが可能となります。

 今回の新規路線発表は、ビジネス、レジャー、そして地域間の労働需要という異なるターゲット層を的確に捉えた戦略的な布石であり、世界の航空市場におけるリヤド航空の存在感は今後さらに高まっていくことが予想されます。クアラルンプール就航によりアジア展開への足掛かりができたことで、日本市場においても早期の成田線開設が実現するのか、今後の動向に大きな期待が寄せられています。Photo : Riyadh Air

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