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エアカラン、初のA350-900導入に向けた資金調達を完了 2026年12月に初号機受領へ

 エアカランは2026年7月6日、同社初となるエアバスA350-900型機の導入に向け、国際および地元の銀行団との資金調達合意に署名したことを発表しました。この資金調達は、ニューカレドニアの公的資金を一切動員することなく実現しており、同社の機材更新戦略において極めて重要なマイルストーンとなります。

 今回の財務スキームは、BPCEグループのナティクシス・コーポレート・アンド・インベストメント・バンキング(Natixis CIB)を主幹事とし、BCI、BNC、BRED、CICが参画する銀行融資に加え、エアカランの自己資本、そして84億CFPフラン(約7,010万ユーロ)に上るフランス政府の海外非課税措置を活用した3つの柱で構成されています。

 注目の初号機は2026年12月に、続く2号機は2028年半ばに受領する予定となっています。現在長距離路線に投入されているエアバスA330neoと比較して、A350-900は旅客および貨物搭載量が15%増加するほか、燃料消費量を25%削減します。航続距離も13,300kmから15,000kmへと大幅に延長され、客室の快適性も著しく向上するとのことです。

 この次世代機の導入により、ニューカレドニアと太平洋、アジア、そして欧州を結ぶネットワークの持続的な強化が期待されています。特に戦略的路線と位置づけられる「ヌメア〜バンコク〜パリ」線の運航を想定しており、同機はニューカレドニアの経済、観光、そして地域的魅力の向上に貢献する重要な産業基盤となる見通しです。Photo : AIrbus

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