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京成電鉄、成田空港アクセスの新型特急「3900形」の車両コンセプトおよびデザインを公開 上級座席の「特別車」を設定

 京成電鉄は、都心と成田空港間の輸送力増強およびサービス向上を目的として、2028年度の運行開始に向けて新型有料特急列車「3900形」を導入すると発表しました。最高速度160km/hでの営業運転を予定しており、押上駅から空港第2ビル駅までを最速30分台前半で結びます。将来的には都営浅草線および京急線への直通運転も目指しており、成田空港への広域なアクセス利便性が大幅に向上することが期待されます。

 車両のデザインコンセプトは「日本らしい、やわらかな整いと華やぎ」とされています。日本の玄関口を担う特急として、外観は春を連想させる華やかなピンクを基調としつつ、前面と側面にブラックのラインを配することで、スピード感と簡素な美しさを表現しています。また、前照灯には桜の花びらをモチーフにした独自のデザインが採用されました。

 車内設備においては、空港利用者の快適性を追求した設計が随所に見られます。スムーズな乗降を促すため1両につき片側2箇所のドアを設けるほか、大型の荷物スペースを4箇所に配置しています。移動中の利便性を高めるため、全座席にACコンセントとUSBポート(Type-C)を完備。さらに、空気浄化装置や防犯カメラ、女性専用トイレを設置し、安全性と快適性を両立した空間となっています。

 さらに大きな特徴として、1編成につき1両、ワンランク上の移動空間を提供する「特別車」が連結されます。一般車よりもシート幅を30mm、シートピッチを180mm拡大したゆとりある3列シートを採用し、後部座席を気にせずにリクライニングができるバックシェル構造のシートが導入されます。床には高級感のあるカーペットが敷き詰められ、長距離移動でもくつろげる上質な空間が提供されます。

 本車両の導入に向け、京成電鉄は特設サイトにて列車の愛称募集を開始しました。応募期間は2026年7月10日から8月16日までとなっており、1人につき最大3つまで応募が可能です。採用された愛称に応募した人の中から抽選で20万円分の旅行券や、「京成ホテルミラマーレ」のトレインルームペア宿泊券などの豪華賞品が贈られます。新しい特急の愛称は、2027年度中の車両公開に合わせて発表される予定です。Photo : 京成電鉄

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