成田空港 航空ニュース

成田空港、ビジネスジェット専用ターミナル「Premier Gate」を8月1日にリニューアルオープン

 成田国際空港は2026年7月16日、第2ターミナルビル隣接の南オペレーションセンター1階に位置するビジネスジェット専用ターミナル「Premier Gate(プレミアゲート)」を、本年8月1日にリニューアルオープンすると発表しました。2012年の開業以来、各国のVIPやグローバルに活躍するビジネスパーソンに利用されてきた同施設が、機能拡充と空間の刷新を経てさらに上質なサービスを提供します。

 今回のリニューアルにおける最大の目玉は、大型ラウンジおよび会議室の新設です。運航便が集中する時間帯や多人数での利用にも対応可能となり、より快適な滞在空間とビジネスシーンにおける利便性が大幅に向上しました。さらに、これまで国際線中心だった同施設において、新たに国内線ビジネスジェットの受け入れも開始されます。専用の国内線動線が整備されたことで、高いプライバシーを確保したまま円滑な入退場が可能となり、国際線と国内線のシームレスな乗り継ぎも実現します。

 既存施設の改装もあわせて行われました。エントランスホールや既存ラウンジは和の趣を取り入れたデザインへと刷新され、新たな什器の導入とともに利用者の快適性が一段と高められています。また空間演出の一環として、株式会社ヘラルボニーとの協業によるアート作品の展示も導入されました。多様性を尊重する価値観の発信を目的としており、館内の入国動線や出入口付近には東京都の作家・鈴木広大氏による「新たな仲間探し」「旅行」「サクラ」といった色彩豊かな作品が飾られ、訪れる乗客を華やかに出迎えます。

 施設の運用時間は午前6時から深夜24時までです。利用料金は到着または出発1回につき、国際線が40万円、国内線が20万円に設定されています。国際線利用で旅客数が21名を超える場合は1名につき2万円の従量課金が発生するほか、新設された会議室を貸し切り利用する場合は別途10万円が必要となります。成田空港は今回のリニューアルを通じ、今後ますます高まることが予想されるビジネスジェット需要へきめ細かく応えていく姿勢です。Photo : NAA

なぜ羽田空港ではなく「成田空港」の巨大拡張を計画するのか? 首都圏デュアルハブ戦略の現在地

成田空港、3,500m化するB滑走路延伸部に並行誘導路を整備し2029年度に先行供用へ 着陸は当面2,500m運用を維持

成田空港、全体の用地確保率は90.4%に C滑走路未買収地へ「土地収用」適用、B滑走路は2029年度先行供用目指す