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ケニア航空、777-300ERの運航を再開 長期リースを経て主力ロンドン線へ投入

 ケニア航空は2026年7月17日、ボーイング777-300ERの運航を再開し、首都ナイロビ(ジョモ・ケニヤッタ国際空港)と英ロンドン(ヒースロー空港)を結ぶ重要路線へ投入しました。同機はここ数年間、ターキッシュエアラインズにリースされていましたが、このほどケニア航空のフリートに正式に復帰しました。

 約400席のキャパシティを誇る同機は、ケニア航空が運用する機材の中でも最大級の規模となります。同社は機体のリースバック後、いきなり長距離国際線へ投入するのではなく、まずは7月12日から16日にかけてナイロビと国内の主要都市モンバサを結ぶ路線で一時的に運航を行いました。これにより、整備部門が実運用を通じた最終的な機体チェックを行う期間を確保し、万全の体制を整えたうえで満を持してロンドン線でのデイリー運航へと移行しました。

 ケニア航空にとって、ナイロビ~ロンドン線はネットワークのなかで最も戦略的に重要な路線のひとつです。両国を行き来する観光客やビジネスパーソン、さらに欧州に住むケニア系移民の帰省など、安定した旅客需要があるだけでなく、欧州市場へ向けたケニア産品の輸出拠点としても極めて重要な役割を担っています。今回、大型機である777-300ERを再導入することで、同社は座席供給量と貨物積載量の双方を大幅に引き上げ、事業の柱である同路線での長期的な収益性向上を狙います。

 経営の立て直しと今後の成長戦略を描くケニア航空にとって、主力機であるボーイング777-300ERの第一線への復帰は、事業回復への強い意志と商業的な野心を示す重要なマイルストーンになると位置づけられています。Photo : Kenya Airways

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