2026年7月20日、ボーイングと大手航空機リース会社のSMBCアビエーション・キャピタルは、ボーイング「737 MAX」ファミリーを新たに100機発注する契約を締結したと発表しました。この大型契約により、SMBCアビエーション・キャピタルが保有・管理および発注コミットメントをしている737MAXの総数は450機へと拡大します。
今回の発注の内訳は、「737-10」が60機、「737-8」が40機となっています。特筆すべきは、737MAXファミリーの中で最大のキャパシティを誇る737-10が、SMBCアビエーション・キャピタルにとって初の購入となる点です。リース会社による737-10の発注としては過去最大規模であり、最大230席の配置と3,100海里(約5,740キロメートル)の航続距離を持つ同機を導入することで、大型ナローボディ機に対する強い市場需要に応え、新たな顧客層の開拓を目指します。
SMBCアビエーション・キャピタルのピーター・バレットCEOは本契約について、「当社にとって重要なマイルストーンであり、航空会社のお客様へ最新技術を搭載した機材を長期的に提供できる体制が整います。顧客がより大型の737-10への移行を求めているという市場動向を反映したものであり、ボーイング737MAXの優れた燃費性能に対する我々の強い信頼の証です」とコメントしています。
また、ボーイングの民間航空機部門社長兼CEOであるステファニー・ポープ氏も、「SMBCアビエーション・キャピタルが引き続きボーイングに厚い信頼を寄せていることを光栄に思います。初の737-10の受注を含め、今回の契約は737 MAXファミリーの効率性、信頼性、汎用性に対する需要の強さを反映しています」と述べ、20年以上にわたる両社の強固なパートナーシップを強調しました。
今後20年間で世界の旅客交通量は年率4%の成長が見込まれるなか、航空機リース会社はより燃費効率が高く、多様な路線ネットワークに対応できる単通路機のポートフォリオ拡充を進めています。今回の取引は、進化を続ける航空業界のニーズに対して、SMBCアビエーション・キャピタルとボーイングが強力に連携して応えていく姿勢を鮮明にするものとなりました。Photo : Boeing
ボーイング、737-7の飛行試験完了、737-10は98%まで消化し最終局面 「Give a damn」精神で現場の意識改革も




