FSC 機材 航空ニュース

ルクスエア、ボーイング737-10の追加発注を発表 機材近代化と路線拡充を加速

 ルクセンブルクのルクスエアは、ボーイング737-10型機のオプション2機を確定発注に切り替え、さらに2機の新たなオプション契約を追加したと発表しました。この契約により、同社の737型機ファミリーの確定発注数は合計12機(737-8が8機、737-10が4機)へと拡大します。

 同社のジル・ファイスCEOは、今回の追加発注が長期的な機材戦略における重要なマイルストーンであると強調しています。同社は今後も成長を続けるなかで、優れた顧客体験の提供を中核に据えており、737-10がもたらす座席数の増加や運航効率の高さが、将来の需要に対応するための鍵となると述べています。さらに、従来機と比較して燃料消費量と二酸化炭素排出量を20%削減できる同機の環境性能は、環境負荷低減という同社の目標達成を大きく後押しするものです。

 今後の市場動向や顧客需要の変化に対しても、今回の追加オプション枠を活用することで、機材計画を柔軟に調整できる戦略的な優位性を維持できるとしています。

 機内設備に関しても、大幅な快適性の向上が図られます。座席ピッチ76cmの再設計されたシートや、全席へのUSB-C充電ポートの完備、乗客自身のデバイスでアクセス可能なワイヤレス機内エンターテインメントシステムなど、ボーイング・スカイ・インテリアを採用した最新の客室空間が提供されます。213席仕様となるこの737-10は、高需要のレジャー路線およびビジネス路線に投入され、路線の収益性向上に貢献する予定です。

 ボーイング側も、737-8と737-10の組み合わせがルクスエアのネットワーク展開に最適であると評価しています。単通路機として最高レベルの座席あたりのコスト効率を実現しつつ、収益性と持続可能性の高い運航体制の構築に寄与するとしており、今回の契約はルクスエアの成長戦略を強固に支えるものとなります。Photo : Boeing

ボーイング、今後20年で約4万4,000機の新造機需要を予測 2026年版「商業航空機市場予測」を発表

ボーイング、737-7の飛行試験完了、737-10は98%まで消化し最終局面 「Give a damn」精神で現場の意識改革も

ボーイング777-9、飛行試験の50%を完了 2027年の初号機納入に向け順調に推移