以前に報じた、アイスランド航空の機長が自身の引退フライトで故郷のウェストマン諸島上空において無許可の低空飛行を行い、調査を受けている問題について、航空当局から厳しい処分が下されたことがわかりました。
アイスランド当局は、今年4月11日に発生したこの重大な安全規定違反に対し、当該便の機長の飛行ライセンスを2年にわたり剥奪する決定を下しました。また、同乗していた副操縦士についても、調査期間中の休職を経て1年のライセンス停止という重い処分が科されています。
Un pilote d’Icelandair fait l’objet d’une enquête après avoir survolé à basse altitude la ville de Vestmannaeyjar samedi.
pic.twitter.com/mZOMFpBkqS— LesNews (@LesNews) April 12, 2026
当時、このフライトはボーイング757型機を操縦する機長にとって長年のキャリアを締めくくるラストフライトであり、地元への別れの挨拶を意図した行動であったとみられています。退職する機長に対する処分としては実質的な影響がないように思われるものの、ライセンス剥奪により退職後のプライベート飛行を含む一切の操縦活動が禁じられることになります。さらに、一緒に乗務していた副操縦士にも1年間の乗務停止が課されるなど、その代償は非常に大きなものとなりました。なお、交通局から同社に対する行政処分については、現在も検討が続いています。
さらに最新の現地報道によりますと、事態は行政処分にとどまらず、アイスランド当局はこの事案を数週間以内に警察へ刑事告発する方針を固めたとされています。長年の功労を称えられるはずだった引退フライトは、航空業界における安全基準の厳格さを示す代償の大きい教訓として、引き続き波紋を広げています。Photo : Icelandair




