日本航空(JAL)は、航空の仕事や歴史を体感できる施設「JAL SKY MUSEUM」の展示内容を刷新し、報道関係者向けに公開しました。今回のリニューアルでは、大阪・関西万博で人気を集めた没入体験型シアターの常設や、AI技術を活用した歴代制服の仮想試着システムなど、最新技術を駆使した新規コンテンツが多数追加されています。
新たに8月1日から常設展示されるのが、空飛ぶクルマの搭乗感覚を味わえるイマーシブシアター「Sora Cruise by Japan Airlines(そらクルーズ)」です。大阪・関西万博で約13万人を動員したシアターを約6割のスケールにコンパクト化し、前面・左右側面・床面の4面スクリーンを備えた空間で、最大9名が着座形式で体験でき、大阪上空などを巡る約3分半の没入体験が提供されます。


JALは8月からリニューアルするJAL SKY MUSEUMを報道関係者向けに公開しました。
◆リニューアルポイント◆
◇大阪関西万博で好評であったイマーシブシアターSoraCruise by Japan Airlinesの展示
◇仮想試着体験
◇アーカイブゾーンでは1960年代に焦点を、DC8の史料を展示 pic.twitter.com/nXUqWfLfJ5— sky-budgetスカイバジェット (@skybudget) July 30, 2026
また、展示エリアには高精度なAI技術を活用したリアルタイム仮想試着システム「JAL VIRTUAL FIT」が導入されました。Beyond AI技術研究組合など4者による実証実験として展開されるこのシステムでは、画面の前に立つだけで、客室乗務員の歴代制服(5代目・6代目)や運航乗務員、整備士の制服を仮想的に着用することができます。体の動きに合わせて洋服のシワや裾の広がりが忠実に再現されるほか、360度どの角度からも着用イメージを確認できる没入感の高い体験が特徴です。体験中の写真や動画は自身のスマートフォンにダウンロードして保存でき、SNSでのシェアも可能です。


さらに8月1日からは、土曜日の朝8時30分から始まる「モーニング枠」が新設されます。これはミュージアムエリアの見学を行わず、朝の涼しい時間帯に格納庫のみをじっくりと見学できる定員20名の限定コース(料金:税込1,000円)となっており、格納庫での写真撮影を存分に楽しみたい来場者に向けた新たな取り組みです。
そのほか、アーカイブズゾーンでは展示史料の定期的な入れ替えが行われ、今回はDC8ジェット機が就航し海外渡航の自由化が進んだ1960年代に焦点を当てた当時のマニュアルや計器類が公開されています。




併設のミュージアムショップでも、リネン素材を使用したバイカラーのエプロンやリサイクル素材のポロシャツなど、新たな限定商品の販売が開始されました。

さらに、館内に常時展示されている歴代主力機のモデルプレーンや各時代を彩った制服の数々は、かつてその機体で出かけた自身の旅の記憶や、当時の出来事を思い出すきっかけを作ってくれます。最新技術によるエンターテインメントと貴重な歴史史料が融合した新しいJAL SKY MUSEUMは、日本航空の歴史を学ぶだけでなく、訪れる人が自身の人生の軌跡を静かに振り返ることができるような特別な空間へと進化しています。※明日にはJAL SKY MUSEUM担当者への、リニューアルの舞台裏のインタビューを掲載します。つづく
JAL、羽田で七夕イベント開催 7月7日にちなみ「ボーイング777運航30周年」を記念、サンフランシスコ行きJL2便を見送り




