国際物流大手のDHLは、イギリスで開催されたファンボロー航空ショーにおいて、マンモス・フレイターズによって旅客機から貨物機へ改修された「ボーイング777-200LRMF」を初公開しました。同社はこれまでに同型機を9機発注していましたが、今回新たに4機を追加し、今後数年間での導入コミットメントを合計13機へと拡大する方針を明らかにしました。なお、2026年中に最初の4機が就航する予定です。
展示された機体は、マンモス・フレイターズによるB777-200LR改修プログラムの一環として英マンチェスターで改修作業が行われたものです。メインデッキへの大型貨物ドアの設置や高度な貨物ハンドリングシステムの組み込みなど、貨物機運用に必要な大規模な構造変更が施されています。

この777-200LRMFの導入により、長距離かつ大容量の貨物輸送が可能となり、大陸間路線における運航の柔軟性が大幅に向上します。大型貨物機の追加によってフライトの総数が抑えられるため、燃料消費量や排出ガスの削減、さらには空港周辺地域への騒音被害の軽減にも直接的に寄与するとのことです。
DHL Air UKのマネージング・ディレクターを務めるトム・マックル氏は、「ボーイング777-200LRMFの初期顧客および最初のオペレーターのひとつとなることで、顧客への配送能力をさらに高めることができます。この投資は当社の長距離ネットワーク能力を著しく向上させるものであり、信頼性の高いサービスを提供する最新鋭の機材編成と、サステナビリティ目標の推進に向けた当社の揺るぎない姿勢を示すものです」と述べています。DHLは今後、マンモス・フレイターズおよび関係パートナーとともに、DHLエクスプレスのネットワークにおける同型機の本格的なサービス開始に向けて準備を進めていくとしています。Photo : DHL




