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ウエストジェット航空、客室乗務員のストライキが終結し暫定合意

 カナダのウエストジェットは現地時間2026年8月3日、同社の客室乗務員約4,400人が所属する労働組合(CUPE)との間で新たな労働協約に関する暫定合意に達したと発表しました。これにより、夏の繁忙期に全土で運航停止を引き起こしていたストライキは終結し、組合側のストライキ通知および会社側のロックアウト通知は双方とも取り下げられました。

 今回の労使交渉において最大の争点となっていたのは、搭乗準備や安全確認など、これまで無給とされてきた地上業務に対する給与の支払い問題でした。現地報道によると、暫定合意案には10月からの13%の基本給引き上げに加え、今後3年間にわたる毎年2.5%の賃上げが含まれています。さらに、無給労働への実質的な対応策として約12%の給与増に相当する新たな乗務手当が導入されるほか、食事手当の13%増額、医療費補助の拡充なども盛り込まれました。

 ウエストジェットのアレクシス・フォン・ホエンスブロークCEOは声明で、「客室乗務員のハードワークとプロフェッショナリズムを反映した暫定合意に達したことを嬉しく思う」と述べるとともに、運航停止によって影響を受けた利用客へ謝罪しました。また、CUPEの地域支部長であるアリア・フセイン氏も、今回の合意が客室乗務員の業務をより正当に評価するものであり、「意味のある前進」と評価しています。合意案は今後、組合員による投票にかけられ、正式な発効を目指します。

 労使対立による最悪の事態は回避されたものの、運航の完全な正常化には今しばらく時間を要する見込みです。ストライキに伴い各地で機材や乗務員の配置が乱れており、トロント・ピアソン国際空港をはじめとする主要拠点での欠航や遅延など、スケジュール再編に伴う影響は今後数日間続くものとみられています。同社は影響を受ける利用客に対し、引き続き最新のフライト状況を確認するよう呼びかけています。Photo : CUPE Alberta

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