韓国のパラタ航空は、同社にとって3機目となるエアバスA330-200型機を受領したことを発表しました。
今回受領した機体は、HL8768です。座席仕様はビジネスクラス18席、エコノミークラス242席の計260席となっています。ロールスロイス製トレント700エンジンを搭載する機齢14.5年の同機は、2012年にガルーダ・インドネシア航空に納入され、今年2026年4月に退役し、その後パラタ航空へと引き渡されました。
同社は同型機を高需要路線に投入しているほか、2026年前半には仁川空港からロサンゼルスおよびラスベガスを結ぶ長距離路線に投入する計画としており、機材の拡充と共に長距離路線解説の現実味が増してきています。
近年、韓国の新興エアラインやLCCの間では、機材を大型化し、長距離路線へ進出する動きが急速に強まっています。パラタ航空が太平洋横断路線の実現へ向けた動きを本格化させる一方で、イースター航空も2027年を目標に787型機の導入を検討していることが明らかになっています。イースター航空は大型機導入に向けた社内タスクフォースを立ち上げており、ロサンゼルスやオーストラリアのシドニーなどを候補地として初の長距離路線参入を視野に入れています。
大韓航空とアシアナ航空の統合に向けた動きが進む中、ティーウェイ航空やエアプレミアといった他エアラインもすでに欧米長距離路線への進出を果たしており、シェア獲得に向けた競争は激しさを増しています。
パラタ航空は今回の受領により、A330-200型機を3機、A320-200型機を2機の合計5機体制となります。各社による中長距離用機材の増強により、韓国航空業界における競争は今後さらに熱を帯びることになりそうです。Photo : Parata Air



