ルフトハンザテクニックフィリピン(LTP)は、2026年8月6日、フィリピンのクラーク国際空港にて新たな機体整備施設の起工式を執り行いました。この新施設は、同社にとってフィリピン国内で2か所目の拠点となり、既存のマニラの施設から約100キロメートル離れた15万7,000平方メートルの敷地に建設されます。稼働開始は2028年を予定しています。


数億ドル規模の投資となるこの大規模プロジェクトは、フィリピン国内で新たに約1,200人の高度な技術を要する雇用を創出すると見込まれています。新施設はワイドボディ機の整備・修理・オーバーホール(MRO)サービスを中心に行うための拠点で、最先端の塗装工場や専用ワークショップなどが併設されます。LTPはすでにマニラのニノイ・アキノ国際空港において25年以上にわたり包括的なMROサービスを提供しており、新施設の建設および立ち上げにおいても、これまでに培われた専門知識と実績のあるプロセスが全面的に活用されます。
現在、LTPはルフトハンザテクニックのグローバルネットワークにおけるワイドボディ機の拠点として機能し、エアバスA330、A340、A380、およびボーイング777の整備を専門としています。今回のクラークでの施設拡張に伴い、今後はエアバスA350とボーイング787もサービス対象に加わる計画です。これにより、世界中の航空会社から寄せられる高まる需要に対して、より万全の体制で対応することが可能になります。
政府関係者やビジネスパートナーを招いて行われた起工式において、ルフトハンザ・テクニックのCEOでありLTPの取締役会議長を務めるゼーレン・シュタルク氏は、アジア太平洋地域および世界における事業基盤の拡大について言及しました。同氏は、MRO市場の将来的な成長性を見据え、フィリピンでの第2拠点建設は必然的な成長戦略の一環であると強調し、急成長するアジア市場のニーズに応えるための極めて重要な一歩であると述べています。Photo : Lufthansa Technik




