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カンタス航空、将来の787-9型機向け次世代ビジネスクラス・スイートを発表 同機材初のドア付き個室仕様へ

 カンタス航空は、今後受領を予定している787-9型機に導入する次世代ビジネスクラス・スイートのデザインおよび詳細を発表しました。長距離路線の快適性を一段階引き上げる新プロダクトとして、乗客のプライバシーと居住性の向上に重点が置かれています。

 今回の新シートにおける最大の注目点は、カンタス航空の787型機としては初となるスライド式プライバシードアの採用です。これにより、乗客は通路からの視線を遮り、完全なプライベート空間を確保できるようになります。シートは全長80インチのフルフラットとなり、従来よりも足元スペースが拡大されたことで、機内でもより自然な姿勢で休息を取ることが可能です。また、19インチの大型スクリーンを備えた最新の機内エンターテインメントシステムや、使いやすく再設計されたパーソナル収納スペースなど、長時間のフライトにおける利便性が大幅に高められています。

 キャビンの基本レイアウトに関しては、現在運航されている787型機と同様のスタッガード配列を踏襲し、ビジネスクラスの総座席数も現在の42席を維持します。新しいシートプラットフォームを導入しつつも座席数を変えないことで、機材繰りなど実際の運航面における柔軟性を確保する狙いがあります。

 この新しいビジネスクラス・スイートは、2027年7月以降に納入が予定されている787-9型機から順次導入される見通しです。A350-1000ULRによる超長距離直行便計画「プロジェクト・サンライズ」を含め、長距離国際線ネットワークと機材の最新化を進めるカンタス航空にとって、今回の新シート発表は同社のプロダクト競争力をさらに高める一手となると考えられます。Photo : Qantas

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