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ラガーディア空港の航空機と消防車の衝突事故、FAAが管制官2名を解雇へ 勤務中の無断早退が発覚

 ウォール・ストリート・ジャーナルをはじめとするアメリカ主要各紙は27日、今年3月にニューヨークのラガーディア空港で発生した航空機と消防車の衝突死亡事故に関連し、アメリカ連邦航空局(FAA)が当時の航空管制官2名に対する解雇手続きを開始したと一斉に報じました。

 事故当時、該当する2名はシフト終了の約1時間前に無断で職場を離れており、残された1名の管制官が複数のポジションを同時に担当する状態に陥っていたことが明らかになっています。

 この事故は2026年3月22日の深夜に発生しました。着陸直後のエアカナダ・エクスプレス機と滑走路を横断中の空港消防車が衝突し、旅客機のパイロット2名が死亡、40名以上が負傷する大惨事となっています。報道によると、着陸許可を出した直後に消防車にも横断許可を出してしまうという致命的なミスは、本来であれば複数の管制官で監視・分担すべき業務を1人でカバーせざるを得なかった「ワンオペ」状態の中で起きたとされています。

 国家運輸安全委員会(NTSB)による事故原因の究明は現在も進行中です。4月に公開された予備報告書では、消防車に位置情報を発信するトランスポンダが未搭載だった点や、運転手が無線の警告を自分宛てだと認識できなかった通信の不備など、システム上の複合的な要因が指摘されていました。しかし、今回の無断早退による人員不足の発覚は、重大なインシデントに対する最後のセーフティネットが機能していなかったことを示しており、今後の最終報告書や航空業界全体の安全管理体制に大きな影響を与えることは必至とみられています。Photo : NTSB

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