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長い運休を経てついに再開 スターフライヤー北九州~台北/桃園線 夜空へ飛び立つ漆黒の機体と現場の熱意

 スターフライヤーは、2020年3月以来となる国際定期便の運航を2026年9月2日に再開しました。国際線運休後にトップへ就任した町田社長ですが、「国際線をやるぞ」と就任当初から社員たちへ語りかけ、再開への希望の火を灯し続けてきたといいます。

 注目の再開初便となる台北/桃園行きSFJ801便の出発に先立ち、21時10分からは国際線チェックインカウンター前で搭乗客への記念品贈呈やお見送りが行われました。記念品を手渡す社員や受け取る乗客の笑顔が印象的で、記念撮影を行う姿も多く見られました。

 長期運休を経ての国際線再開ですが、チェックイン手続きは非常にスムーズに進み、今日に至るまでの入念な準備と、現場が抱き続けてきた並々ならぬ熱意がうかがえました。また、日本発の初便であるにも関わらず、台湾のパスポートを持った利用客が多く見受けられた点は、新たなインバウンド需要の確かな兆しを感じさせる光景と言えます。そして関係者たちの想いを乗せた漆黒の機体は、夜空の待つ台北へ向けて力強く離陸していきました。

 機内設備に目を向けると、通常最大180席を設定できる機材であえて150〜162席に座席数を抑え、ゆとりある空間を提供しています。また同社が保有する全ての機材が国際線に対応している点も大きな強みであり、柔軟で機動的な運用が可能です。さらに機内では、国際線限定で日本酒「獺祭 純米大吟醸 45 にごりスパークリング」が振る舞われるほか、日本らしさを感じられる軽食や銘菓も提供されるなど、効率化が叫ばれる時代にあっても妥協を許さない、フルサービスキャリアのスターフライヤーならではのきめ細かいサービスで需要拡大を目指しています。

 今後、アジア路線の拡大に意欲を示す同社ですが、スムーズな初便運航の様子や、全機材が国際線対応であるという万全の体制からは、すでに次なる飛躍への準備が整っていることが窺えます。町田社長が「まずは北九州に資源を集中させる」と語ったように、スターフライヤーの今後の展開によって、拠点となる地方空港である北九州空港が世界に向けてどのように変化し、新たな歴史を刻んでいくのか。その挑戦の行方に、引き続き注目が集まります。

【運航スケジュール】
7G801 北九州23:40→01:10+1台北 水金日
7G800 台北03:00→06:20北九州 月木土
機材:A320

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