機材 航空ニュース 貨物

インド貨物航空Afcom、777-8Fを最大4機導入へ LOI締結で長距離路線に本格進出を計画

 インドのチェンナイを拠点とする貨物航空会社アフコム・ホールディングス(Afcom Holdings)は、ボーイングの次世代大型貨物機「ボーイング777-8F」を最大4機導入する関心表明書(LOI)を締結しました。最終的な購入契約が締結されれば、インドの航空会社として初の777-8F発注となります。

 証券取引所への開示資料によると、今回のLOI締結はAfcomの長距離国際貨物市場への本格的な進出を意味しています。新たに導入される777-8Fはチェンナイを拠点とし、飛行時間10〜12時間規模の路線に投入される計画です。ターゲットとなる市場は、ベトナムの電子機器やバンコクの生鮮食品など航空貨物需要が旺盛な東南アジアをはじめ、極東およびアフリカ方面の新規開拓が見込まれています。

 777-8Fのペイロードは約118トンに達し、Afcomが現在運航している737-800Fと比較して約5倍の輸送能力を持ちます。同社はこれまで近・中距離を中心とするリージョナル貨物輸送を担ってきましたが、医薬品、生鮮食品、大型機械設備、自動車部品といった多様な貨物を一度に大量輸送できる大型ワイドボディ機の導入により、事業モデルを大きく転換させる狙いがあります。

 Afcomの運航機材は現在3機の737-800Fですが、数ヶ月以内に2機を追加して5機体制に拡充する方針です。将来的に、737-800Fが担う域内フィーダー路線と、777-8Fが担う長距離幹線ルートを接続させることで、インド発着のグローバルなサプライチェーンにおいて同社が極めて重要な役割を果たすことが期待されています。Photo : Afcom

ボーイング、B777Xの開発遅延でB777XFも納入が遅延し2028年の就航を予定

ボーイング、次世代貨物機の777XFの製造を開始

中国南方航空、中国本土エアラインとして初めてボーイング「777X」シリーズを発注 777-8Fを最大8機導入