エアバスは2026年9月16日、中国・天津に新設した第2最終組立ラインにおいて組み立てられた初のA320ファミリー機を納入したと発表しました。記念すべき初号機となるA320neoは、中国東方航空へと引き渡されています。今回の納入は、中国および世界的な産業基盤の拡大を目指すエアバスにとって、重要なマイルストーンとなります。
エアバスの民間航空機事業プログラム・サービス担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるフィリップ・ムン氏は、「天津の真新しい最終組立ラインで組み立てられた最初の航空機を、当社と最も長くお付き合いのある顧客の1つである中国東方航空に納入できることを大変誇りに思います」とコメントしています。さらにムン氏は、天津の第2ラインがA320ファミリーの月産75機体制という増産計画に向けた重要な推進力となり、力強い市場需要に応えるために必要な柔軟性と生産能力を提供するものであると強調しました。
エアバスは2008年、欧州外で初となる民間機の最終組立ラインを天津に開設し、これまでに800機以上のA320ファミリーを組み立て、納入してきた実績を持っています。2025年10月に開設された第2ラインの本格稼働により、同社の生産能力は大幅に向上することになります。
エアバスの最新のグローバル市場予測によれば、中国では今後20年間で8,830機の新たな旅客機が必要になるとされており、これは同時期の世界の新規旅客機総需要(42,060機)の20%以上を占める規模となっています。Photo : Airbus
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