FSC 航空ニュース

JALとAmadeus、世界26ヵ国・地域でNDCを活用した航空券販売を開始

 日本航空(JAL)とスペインのAmadeus IT Group, S.A.は2026年9月24日、次世代通信規格であるNDC(New Distribution Capability)を活用した航空券のグローバル販売を展開すると発表しました。日本の航空会社として初めて「Amadeus Travel Platform」を通じたNDCコンテンツの販売を行うものであり、対象となる国際線航空券の販売は、日本地区で2026年10月1日から、海外地区で10月13日から開始します。

 NDCは、国際航空運送協会(IATA)が策定した、航空券や付帯サービスなどの情報をやり取りするための新しい通信規格です。JALは2020年からすでにNDCを通じた販売を行っていましたが、今回のAmadeusとの連携により、世界26ヵ国・地域の旅行会社において順次NDCによるJALグループ航空券の取り扱いが可能となります。これにより、JALと旅行会社、および顧客をつなぐ送受信データ量が飛躍的に向上し、顧客のニーズに合わせた柔軟できめ細かい商品やサービスのタイムリーな提供が実現します。

 両社はこの強固なパートナーシップを基盤に、旅行会社の販売におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、旅行者の体験価値向上を目指す構えです。JALの路線事業本部長であるレゲット・ロス氏は、新たなテクノロジーの積極的な導入によるリテーリング変革への意欲を示しており、AmadeusのAPAC担当マネージング・ディレクターであるJavier Laforgue氏も、本協業が世界中の旅行会社と旅行者に利益をもたらす現代的な旅行販売の重要な基盤になることを強調しています。

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