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ジェットスター・ジャパン、新ブランドへの架け橋となる「トランジション塗装機」が成田空港に到着

 ジェットスター・ジャパンは2026年9月24日、ブランド移行に伴う「トランジション塗装機」(A320型機、登録記号:JA18JJ/以下18号機)が成田空港に到着したと発表しました。同機はフランス・フランカザル空港を出発し、アゼルバイジャンのバクー、カザフスタンのアルマトイを経由して、本日午前9時15分頃に成田空港のB滑走路へ着陸、440番台スポットへ到着し、報道関係者に機体を公開しました。

 今回到着したトランジション塗装機は、2027年7月に予定されている新ブランドへの移行準備の一環として導入されたものです。外観は機体の現行デザインにおけるロゴを塗装で一部覆った特別な仕様となっており、ブランド移行プロセスを象徴する過渡期ならではの機体となります。成田空港到着後に必要な整備措置を実施したうえで、現行ブランドのロゴのみを一部覆った状態のまま、来月10月をめどに定期便へ投入される予定です。新ブランドが決定するまでは、当面の間このトランジション塗装で国内外の路線を運航します。また既存保有機においても、順次海外の整備施設にてロゴのマスキングを行っていきます。

 今回成田へ帰還した18号機は、2013年から同社の国内線・国際線で運航されてきた実績を持つ機材です。機材計画の見直しに伴い豪ジェットスター航空へサブリースされていましたが、今回の新ブランド移行に合わせて改修作業が進められてきました。かつて日本の空を支えた機体が改修を受け、新たな門出を告げる役割を担って成田へ舞い戻った形となります。

 このブランド刷新プロジェクトの背景には、同社の株主体制の移行があります。2026年2月に発表された方針に基づき、豪カンタスグループが全株式を譲渡する一方、日本政策投資銀行が新たな株主として参画し、日本航空(JAL)および東京センチュリーとともに本邦資本主導の新体制へと舵を切ります。来月2026年10月には新ブランドが正式発表される予定となっており、2027年に向けたブランド移行手続きが進められます。

 新体制へ移行した後も、これまで培ってきたLCCとしての低運賃を実現する高効率な運航体制を堅持し、成田空港を拠点とする国際線の積極展開をはじめとする自立的な事業成長を継続していく見通しです。まもなく発表される新ブランドへの期待が高まる中、過渡期を象徴するトランジション塗装機の定期便デビューが注目されます。

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