アメリカン航空とスターラックス航空は、北米と台北/桃園を結ぶ太平洋路線におけるコードシェア提携を正式に開始すると発表しました。航空券の販売はすでに開始されており、2026年9月30日よりコードシェア便としての運航がスタートします。
今回の提携により、アメリカン航空はスターラックス航空が運航するロサンゼルス、オンタリオ、サンフランシスコ、シアトルと台北を結ぶ路線に自社の「AA」便名を付与します。さらに、関係当局の認可を前提として、フェニックス発着路線へのコードシェア拡大も計画されています。アメリカン航空は自社の太平洋路線における選択肢を大きく広げ、半導体産業をはじめとするビジネス需要や、レジャーでの台湾渡航の利便性を高める狙いがあります。
一方、スターラックス航空の乗客は、台北から米国へ到着後、アメリカン航空の広範な国内線ネットワークに接続することが可能となります。ニューヨーク(JFK)、ボストン、ダラス・フォートワース、マイアミ、アトランタなど、北米の主要20都市へスムーズに乗り継ぐことができるようになります。両社の運航便を単一の航空券として発券でき、乗り継ぎ時の手荷物も最終目的地までスルーバゲージで引き継がれるため、北米内での移動のハードルが大きく下がります。
さらに注目されるのが、マイレージプログラムにおける連携強化です。現在、アメリカン航空の「AAdvantage」会員は、スターラックス航空が運航するコードシェア便に搭乗することで、マイルおよびロイヤルティポイントを獲得できるようになっています。今後、両社はマイレージを利用した特典航空券の相互交換を含めた、フリークエント・フライヤー向けのさらなる特典拡充に向けて準備を進めており、近いうちに詳細が発表される見通しです。
アメリカン航空のアライアンス担当上級副社長であるアンモル・バルガバ氏は、「台北はグローバルビジネスやレジャーにおいて引き続きトップクラスの目的地であり、今回の提携により当社のネットワークが強化され、競争力のある新たな旅程を提供できるようになる」と述べています。また、スターラックス航空のグレン・チャイ最高経営責任者(CEO)も、「アメリカン航空の強固な北米ネットワークは、我々がアジアで構築してきた路線網を補完する理想的なパートナーである」とコメントし、成長著しいアジアと北米の二大市場を結ぶサービスの向上に自信を示しました。Photo : American Airlines
スターラックス航空のワンワールド加盟に暗雲、キャセイの「拒否権」が障壁に フィリピン航空の先行加盟もハードルを引き上げか




